憲法改正、第9条など

ネーミングセンスがないので、またまた大袈裟なタイトルになってしまい、すいません。
言い訳がましく聞こえるかも知れませんが、忘備録のつもりで書いているので、大した内容ではありません。
近頃思っていることを書きますが、適当にスルーしてください。
いちいちソースを検証していると前に進まないので、勝手ながらそれも行いません。
たわごとと思ってくださって構いません。
上念司さん風に言うと今日は流しますが、遅延証明は出ません。。。
若い頃の私は、今と同じく無党派、浮動票で、ノンポリでした。
大学の学生食堂に並んでいた時に、たまに民青の人が声を掛けてきて、『プロ野球の試合結果の報道が一番早いのが「赤旗」なので、購読しませんか?』という訳の分からない勧誘も無視し、同和研に属していた先輩が、『〇〇県は反動的でなく、採用してくれそうなので受けてみる』と言っても、こちらは教員になるつもりもないので、関心がなかった。
私は自民党政権が長く続いていた頃には、取り敢えずその金権体質が嫌だった。
それもあって、自民党の保守系議員を中心に、『現行憲法はGHQに押し付けられたものだから、自主憲法を制定しよう』という動きがあった時も、当時、福沢諭吉風プラグマティズムを自任していた私は、『押し付けられたものであろうとなかろうと、内容が良ければそれでいいじゃないか』と思い、賛同はできなかった。
憲法を一字一句変えていないのは、先進国では日本だけらしい。
まさにギネスブック級だと思う。
主要国の憲法改正は、
アメリカ:6回
カナダ:19回
フランス:27回
ドイツ:59回
イタリア:16回
日本:0回
らしい。
憲法は、第9条を初め改正すべきだと思う。
理由の1つは、戦後70年以上経過した情勢の変化だ。
当時予測できなかった兵器の進歩、宇宙兵器、サイバー攻撃などもある。
さらに、テロ組織の出現である。
今までの国と国の戦争から、テロとの戦いが深刻となっている。
そして、現行憲法は、前文から間違っていると思う。
間違っているという言い方は適切でないかも知れないが、少なくとも現状に即していない。
『われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。』とされているが、国際社会はそんな国・組織ばかりではない。
憲法第13条の幸福追求権。
『すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。』
とされているが、
第9条の、
『 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。』と矛盾している。
第9条の内容が現実と合っていない。
自衛権を発動する前に武力によって他国に蹂躙されたら、どうやって幸福追求権を実現するのか?
あと、公共の福祉などについても疑問があるが、省略します。
上念司さんがラジオで言っていたように、「憲法」には憲法典としての条文としての面と、本来の国体を定めるという両面があると思う。
条文の面から言えば、条約との優位関係で議論はあるが、国の最高法であることに間違いはない。
憲法の下に法律、条令があり、訴えられて憲法違反とされたものは裁判所で無効とされる。
公務員など大した能力を持っていないのに偉そうにしている人が多いと思うが、組織として動くときには、法律の裏付けがあるために、その権限を有している。
例えば、税務調査を拒否すると、法律の定めによって罰せられる。
余談ですが、自分の意に沿わない業務を上司から課せられて悩む真面目な公務員の方には、同情します。
法律的にはそうするしかないかも知れないが、人として辛いものがあると思う。
法律違反とはいえ、悪意のないこの人の大したものでもない資産を差し押さえるとかいう場合には、内心の葛藤があると思う。
話を戻して、憲法の条文の話ですが、私から見れば自衛隊は普通に考えて違憲だと思う。
海外から見れば、優れた能力を持った軍隊と見なされている。
例えば、不発弾の処理ができる軍隊が、世界にどれだけあることか。
しかし、国民の生命・財産、暮らしと安全を守るためには、国防力・自衛隊は必要だと思う。
そうであれば、憲法の方を変えるしかないと思うです。
よく『民主主義はbestではないが、betterな制度である』とよく言われる。
私もそう思うし、変化するのに時間が掛かりすぎるのがもどかしい。
短期間に致命的な決定をしないために、時間をかけて決定するシステムになっているのだと思う。
本当なら、例えばプラトンのような人が独裁的に政治を行えばいいと思うが、その次の政権では、腐敗と賄賂が蔓延る耐えがたい社会になっているかも知れない。
多分、人間は不完全だし、自分の生活と欲のためそのようになりがちなのだろうと思う。
もう少し内容を精査し、緻密な記事も書けばいいのですが、今日はこれでUpします。

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