今日は流します。。

先日11月3日は「文化の日」ということで、日本国憲法の公布日、明治天皇の誕生日、それに高校の文化祭の思い出や、「晴れの特異日」と聞かされていたことについて思いが巡ったんですが、最近、柄にもなく少しマジメな記事を連発したので、少し疲れて「やる気を削がれた」ので書くことができませんでした。
毎週月曜日の朝、文化放送の「おはよう寺ちゃん」で経済評論家の上念司さんが天気にかこつけて、どんな天気の時でも前振りで、
『今日の天気で月曜日の早朝から8割方やる気を削がれてしまったので、今日は流します。通勤途中の方も私が遅延証明を出しますから、健康のために今日の仕事は流してください』と言っているのを思い出した。
もっとも、私はラジオではなく時々後で動画で聴く程度です(表現がおかしいですが、実際そのとおりなんです)。
昔、「流れる」というテーマのクロスワードを解いていて、葉書で懸賞に応募する時に『クロスワードのナナメに現れた流れるもの3つを回答してください』とあったので、探してみたところ、「音楽」「質草」「縁談」が回答だった。
なかなかいいセンスだと思った。
ということで、読みに来てくださった方には大変失礼ですが、今日は流させていただきます。

上念司さんは、いわゆるリフレ派ということですが、同じリフレ派の高橋洋一さんを連想した。
高橋洋一さんは、ニコニコしながら経済評論家や経済学者、報道機関の記事を「ここが間違っている」とバッサリ斬って、好き嫌いは別にして分かりやすくて気持ちが良い。
印象に残っている発言の一つは、TV番組で財務省の陰謀に嵌められていたのか、前回衆議院選挙の前に出演者が、
『そうは言っても、少子高齢化が進み、医療・介護・年金などの費用が増大するので、消費増税はどこが政権を取っても避けられないのではないか?』と発言した時、消費増税の罠についても後で少し喋ったと思いますが、
『そんなことはありませんよ。増税をしないという議員に投票して当選して貰えばいいんですよ』
と痛くシンプルに民主主義の基本のようなことを語られたことでした。
今日は流すので深入りしませんが、高橋洋一さんは自然失業率(完全雇用の状態)を2.6~2.7%と独自に推計し、9月現在の失業率は3.0%なので、あと0.3~0.4%下がれば底を打って賃金が急上昇するので、もう少し金融緩和を進める必要があると言っておられます。
その時点で、さらなる財政出動を行えば景気回復に繋がるということのようです。
こんなことをズバっと言えるのは凄いですね。
今までそんなことを言った経済評論家はいないと思います。
その他、『この債券は私が財務省にいるときに開発した商品で、プライマリーバランスには影響しないものです』とさらりと言ったり、税収増よりも予算権限を強めて天下り先を確保しようとする財務省の闇についても言及されています。
ただ、日韓通貨スワップ協定については、AIIBの時のように『日本側にメリットはないので不要』と言われるのかと思っていたが、『これは外交事案です』と言われたのには少しがっかりした。
最近の注目発言は、『11月中に衆議院の解散、プーチン大統領との会談を挟んで、12月投票の可能性もある』と言っておられることです。
宮崎哲弥さんは『2014年の時は消費税の引き上げと10%先送り、アベノミクスの信任という大義名分があったが、今回は大義名分がない』と言っておられますが、北方領土はともかくとして、引き続き「アベノミクスの信任」で良いのではないかと思います。
私は、安倍さんは熊本地震のため、今年の衆参W戦を避けたと思っているので、12月投票の可能性もあると思います。
gdgdならぬdrdrになってしまいましたが、この辺りで失礼します。