検察への不信が増幅

私の中では、数年前から検察庁・地検に対して不信が増幅しています。

具体的なソースを示さず、いつも以上に曖昧なことを言って申し訳ないのですが、おかしな記述があれば、突っ込んでいただき、
『それは、こういうことだよ』というご指摘をいただければ幸いです。
偉そうに言わせていただくと、ひいてはそういうことが我が国を良くしていくことに繋がると思うからです。

ということで、法学的な知識が乏しい中、一国民として厚かましく投稿します。

この記事をupした動機の1つは、数年前から例えば集団リンチのような酷い事件で、加害者が不起訴となる事例の報道を散見したことにあります。

不起訴ということになれば、加害者は、
『俺は無実だ。悪いことはしていないことが公に認められた』
と言うでしょう。

検察審査会制度という不起訴に対抗する制度がありますが、心身ともに傷を負った一般の被害者や遺族には、ハードルが高過ぎると思います。

少し自分なりに整理してみました。
・検察官は法務局に属する行政官で国家公務員。
・警察官は都道府県の地方職員だが、警視正などの上位階級の人は警察庁に属する国家公務員となる。
・東京都の警察は、イギリスのスコットランドヤードに倣って、警視庁と称される。
・逮捕・捜査は警察、検察のいずれもできるが、裁判所に起訴できるのは検察のみ。

まあ、普通に考えると110番通報で助けに来てくれるのが警察で、政治事件や大規模な経済事件に関わるのが検察という感じでしょう。

それで、よく刑事事件で起訴した際の有罪率が99.9%などと言われていますが、これはどういうことなんだろうと思う。

ちょっと考えると、凄く仕事をしているように見えますが、別の見方をすれば
『有罪が確定しそうにないものは起訴しない』
というではないのか、と思う。
そうであれば、問題だろう。

 

3月2日付けの朝日新聞で、森友学園事件のリーク記事が報じられた。

当初から良識ある識者からは、リーク元は物理的に
①近畿財務局、財務省理財局
②大阪地検
③会計検査院
しかないが、大阪地検の可能性が高いと言われていた。

最近、江田憲司が「大阪地検の女性特捜部長がリーク元」とツイートして炎上してしまった。
どうもこのリークは真実らしい。
本当に大阪地検はどうなっているのか。

 

その前には、東京地検がリニア入札談合関連で大手ゼネコンを捜査し、2人を逮捕、起訴するという記事が出た。
そもそも大手ゼネコンの力なしでは、JR東海が南アルプストンネルなどの設計も見積もりもできなかったと思う。
これを談合ということには大いに疑問だ。

国からは財政投融資で3兆円だったかが投入されるらしいが、これは貸付金で後々JR東海が返済するものなので、税金投入とは言えない。
融資元が国ということだけの話だ。
もっとも民間でこれ程の融資をするところがあるとは思えないが。

工事は民ー民契約で、東京地検が出る幕ではないと思う。

 

あと、沖縄の依田啓示さんの裁判の判決が明日でしたか?
当時の那覇地検の女性検事が依田啓示さん側からの被害届を取り下げさせたにも拘らず、逆に依田さんだけを起訴したのではなかったでしょうか。
注目です。

 

以上のようなことから、私には、検察(地検)が各地で国益を損ねる活動を続けているように見える。
そして、検察がどうにも信用できなくなってしまったのです。