私は暦のことには全く詳しくないんですが、毎年の中秋の名月の日が必ず六曜の「仏滅」になるのは、聞いたことがあって知っていました。
また、旧暦の月日で見て、月と日にちを足した合計を6で割った余りの数値で、「大安」とか「仏滅」とかが決まることは、少し調べて分かりました。
この辺りの話は、ずっと以前に、
『中秋の名月と仏滅と13日の金曜日と剰余系』で述べたとおりです。
六曜は、『先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口』・・・①
の順に繰り返されますが、旧暦の月と日にちの合計を6で割った余りによって六曜が決まります。
例えば中秋の名月の日は、旧暦で8月15日なので、(8+15)÷6=23÷6=3余り5で仏滅となります。
旧暦の7月7日の七夕の日は、14÷6=2余り2で先勝となります。
余りが0なら大安、1なら赤口、2なら先勝、・・・、5なら仏滅 という訳です。
ここからが、表題のもやもやの話です。
私の部屋には月めくりのカレンダーがあって、六曜が併記されています。
それで、例えば上旬の大安の日を調べると、翌週では6日後、つまり月めくりカレンダーで真下の日の1日前に大安と記されていて、ひと月で見れば左下に斜めに続いていきます。
ところが、月に1回くらいこの順番が乱れて、変な所から六曜の日が始まっています。
これがかなり昔からの私の疑問でした。
最近この謎が少し解けました。
旧暦の月の一日(ついたち)の六曜は、予め決まっているということが分かりました。
決まっているというか、上記①の順番で、旧暦1月1日は先勝、2月1日は友引、という風に決めているのが分かりました。
6月で一巡すると、7月からはまた先勝から始まることになります。
そして、旧暦の一日(ついたち)の六曜が決まると、そこからまた①の順番で毎日の六曜が決まっていくこととなります。
逆に言うと、そのように決めているから、月と日にちの合計を6で割った余りの数値で六曜が決定されることとなると思います。
もやもやが少し解消しました。